アオバリビング?
静岡市では、静岡都心地区を人中心の空間へとシフトし居心地がよく歩きたくなるまちなかを創出していくこと目的として「アオバリビング」と題し、10月4日(金曜日)から14日(月曜日・祝日)までの間、青葉シンボルロードで、交通規制を伴うトライアル(実証実験)を実施します。
実施概要
目的
静岡都心地区では歩行者通行量が減少傾向にあり、小売事業者の数も年々減少しています。これら事象は、築50年を超え機能更新をしなければならない施設が増加しているという「まちづくりの停滞」が一因として考えられます。
一方で、まちの更新は単に施設を新しいものにするのではなく、まちづくりに求められる居心地がよく歩きたくなる要素を捉えつつ、これまでの役割や想いの継承及び施設や空間の利活用も見据えて、どのように人とのつながりを生む場所や機会を提供し、魅力あるまちにしていけるかが課題です。
そのため、本トライアルは静岡都心地区の骨格を成す青葉シンボルロードを題材にし、人に優しく、人が居たくなる空間になるとまちがどう変わるのかを市民みんなで体験・共感し、また、データ検証をするために実施します。
期間
令和6年10月4日(金曜日)から令和6年10月14日(月曜日、祝日)まで
場所
青葉シンボルロードの一部(静岡市役所から南西約300m、下記「交通規制」を参照)
実施内容
実施期間中、以下の3点を取り組みます。
交通規制
車両交通規制の範囲は、以下の図のとおりです。
- A1街区の葵スクエア(市役所前広場)の両側道路は終日交通規制(車両通行止め)します。
- B1街区からB5街区までは時間交通規制(11時から18時までの車両通行止め)します。
- 青葉シンボルロード沿線で駐車場がある箇所は、駐車場から出入りができるよう、一方通行規制解除を実施します。
- 実施期間中は交通誘導員を配置し、安全確保を図るほか、バリケードや周知看板の設置を行います。

滞留空間の創出
交通規制にあわせて、下の写真のようなストリートファニチャー(椅子やテーブルなど)を設置します。
おしゃれ~‼︎
青葉シンボルロードを過ごしやすく居心地の良い空間にします。


官民連携の取組
実施期間中には、静岡市と地域の方々、地元企業等で協力して、楽しい空間となるよう盛り上げていきます。
検証内容
本トライアルによる影響を以下の2点から評価し、今後の青葉シンボルロードの更新やまちづくりの方針へ反映させます。
交通影響の確認
交通規制により周辺道路へどのような影響(交通量や速度等の変化)があったか、車流データを用いて検証します。
滞留状況の確認
交通規制や滞留空間の創出による来街者の活動の変化(滞在者数、時間またはアクティビティ数など)を、人流データなどを用いて検証します。